現役薬剤師が薬剤師の転職を考える:おススメの転職サイト比較

薬剤師目線:薬剤師の転職についてそれぞれの立場から考える

薬学部が6年制になり、新設校も増える中、世の中では薬剤師が飽和するのでは?などとも言われています。
薬学部が6年制になり、薬剤師になるのにもお金のかかる時代ですが。。。。
今、ドラックストアや調剤薬局、病院でも薬剤師としての価値を改めて考える時なのかもしれません
そこで、自らの病院薬剤師としての経験と、TwitterなどのSNSで知り合った友人などからインタビューした内容から、それぞれのメリットとデメリットについてまとめました。
比較したのは以下の4つについて。
  • 調剤薬局薬剤師
  • 製薬会社MR(薬剤師免許有)
  • 病院薬剤師
  • 派遣薬剤師
です。

調剤薬局薬剤師

薬剤師の中でも調剤薬局で働いてる薬剤師は、特に多いのではと思います。
病院の門前などで、処方せん枚数が多い薬局もあれば、地域密着型の町中にあって地域住民の治療を支えている薬局もあります。

メリット

  • まずは薬剤師の中でも給料は中の中くらいです。もちろん地域などにも差はあると思いますが。
  • そして、私自身が病院薬剤師なので、門前の薬局薬剤師とはつながりがありますが、門前で一番いいと思うのは夜勤手当です。
病院の門前の薬局であれば、夜勤があるところも少なくないはず。
そこで、夜勤に入るとかなりの手当がもらえると聞きました。
病院薬剤師の当直手当がスズメの涙のような。。。
  • 幅広い業務ができ、患者や地域住民に貢献できる

最近では患者さんのTPN(中心除脈栄養)の混注を行っている薬局もあります。
訪問診療をやっている薬局や、学校に教育として薬剤師を派遣している場所もあり、いろいろな場所で患者さんや地域医療に携わることができます。

デメリット

  • 注射薬の知識は、当たり前のことですがなかなか習得しづらいと思います。

インスリンなどの自己注射のものとメリットにも記載したTPNは別ですが、その他の点滴静注する薬剤に関しては触れることがほとんどないのが現状です。

  • 小さい薬局だと、人間関係のもつれがストレスにも
大手の調剤薬局や薬剤師の人数が多い場所はそこまで問題になりませんが、小さい薬局だと薬剤師は2~3人、もしくはパートの薬剤師ということもあります。
そこで人間関係がうまくいかないと、ほぼ毎日顔を合してやりとりをするためストレスにもなると聞きました。
もちろんすべての薬局がそうだとは言いませんが。

製薬会社MR(薬剤師免許有)

製薬会社のMR。
薬剤師免許があれば、MR認定試験の科目がいくつか免除されます。
昔はかなり人気がありました。今は時代背景として少し志望者は減っているかもしれません。

メリット

 

  • 最大のメリットは給料だと思います。今回比較した中でも1、2位を争う職業。

企業の業績にも左右されますが、病院薬剤師、調剤薬局薬剤師よりは高給であることは間違いなしです。

  • さらにはある程度時間の融通はききます

集まりなどあれば別ですが、営業であるためクライアントが最優先。自分でうまく時間管理をすればかなり融通はききます。
また、最近では連休の合間の平日を休みにして有給休暇の消化率を上げようとする製薬会社がおおく、比較的連休が取りやすい体制となっています。

デメリット

  • 勉強会や講演会があると、夜の時間も拘束されます。

毎日とはいいませんが、医師などの医療関係者向けのセミナーや講演会は、平日の夜か休日丸一日がほとんど。
主催者としてMRは出席はもちろん、会場設営や進行など仕事は多岐にわたります。

  • 中間管理職からベテランまで早期退職の影響が。

ニュースなどでも話題になっている早期退職。
MR業界は今その真っ只中です。30代の中間管理職から50代のベテランまで、早期退職の話がきて企業によっては何千人規模でMRを退職させているところもあります。

病院薬剤師

自らの経験からみた病院薬剤師のメリットとデメリットです。

メリット

  • 内服薬、注射薬をはじめ幅広い知識が取得できる

病院の採用薬にもよりますが、内服薬だけでなく注射薬の知識を習得できます。
抗がん剤の調製やTPNの調製をはじめ、院内製剤の作製などいろいろな知識を得ることができます。

  • 多職種と共同してチーム医療

厚生労働省でも推進されているチーム医療。
薬学部のコアカリキュラムも変更され、今後はチーム医療は必須となります。
実際の病棟にて医師や看護師、検査技師、リハビリ、栄養士など多くの職種と協同して患者さんの治療に携わることができます。

デメリット

  • 給料はおそらく一番安い

実際にもらえる給料は今回比較した中では最下位だと思います。
あまり比較はしたくないので、リアルな金額は確認していませんが。

  • サービス残業が多く、有給取得は難しい

給料は少ない上に、残業代がつかないことが多いのも事実です。
大学の付属などでは学生指導や研究は残業の対象にならないところも少なくないのが現状です。
また、人員は限られているため風土として未だに有給休暇を取る習慣がありません。
大型の連休中もどこかで出勤しなければいけないことは、当たり前のことです。

派遣薬剤師

実は激アツな派遣薬剤師!
と私自身思いました。

メリット

  • 人間関係で悩むことは少ない

小さな薬局や病院では、職場の同僚との関係がうまくいかないなどの問題もあるかと思います。
そこが派遣薬剤師では勤務期間にもよりますが、だいぶ解消されます。
合わないと思ったら派遣会社に連絡して、派遣場所を変えてもらえます。

また、一般的な派遣社員とは違い、派遣される場所というのはだいたいが人員が足りなくて派遣会社を経由して薬剤師を雇っているため、基本的にウェルカムな雰囲気です。中には、派遣でいろんな薬局を回って、最終的に居心地のいい薬局へ就職したなんてことも聞いたりします。

  • 給料も高額

派遣薬剤師は基本時給だったりしますが、ありえないくらい高いです。
もちろん場所にもよりますが、地方へ行っても大丈夫という薬剤師にとっては、断然派遣がおススメです。
個人的には、静岡あたりが立地的にもいいかなと思っています。

デメリット

デメリットを書こうと思いましたが、正直ないかと。。。

希望すれば長く働くこともできます。辞めたければ直接言わなくても派遣会社から伝えてくれます。

実際に派遣の薬剤師でデメリットあれば教えてください。追記します。

これから以下は転職サイトの比較になりますが、転職サイトはエージェントがついてくれていろいろサポートしてくれることが特徴でもあります。
転職サイト以外にも、医療情報全般を発信しているm3.com。
これは最近の医療トピックスから会員向けのコンテンツも充実していて、なおかつレアな求人情報も定期的に送ってくれます。

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転職サイトの比較

では、実際に今働いている職場から転職を考えたときにどのように行動するのか、各転職サイトを比較しながら検証してみました。

ファルマスタッフ

まずは求人件数業界No.1のファルマスタッフ。

おススメポイント

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 3.ヒアリングが充実している

ファルマスタッフでは、実際に転職先(就業先)の一つ一つにキャリアコンサルタントが必ず直接訪問。
職場の状況を具体的にヒアリングしているため、、職場の雰囲気や経営状況、残業などの忙しさなど、デメリットな情報であっても現場の生の声をしっかりと求人に反映しています。

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薬剤師であれば、気になる研修制度。
ファルマスタッフでは、JPラーニングシステムを導入し、研修認定薬剤師の単位取得にも対応しています。
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以上のほかにも、薬剤師向けの医療スマホアプリの情報などもあるので、一見の価値ありです。

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薬剤師転職ドットコム

次に、転職満足度95.8%の薬剤師転職ドットコム。

おススメポイント

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薬剤師転職ドットコム。このサイトの強みは、なんといっても非公開求人です。
これだけ転職サイトが多い中、非公開求人数はNo.1かと。
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薬剤師業界では有名な、アインファーマシー。
東証一部上場の大手企業のグループ会社です。

 3.プライバシーマークを取得

厚生労働省認可のプライバシーマークを取得しているため、安心して登録、転職活動ができます。
今の部署では専門知識やキャリアを活かせないと悩んでいる場合は、特別待遇などもあります。

 4.医療機関ネットワークが強固

病院経営コンサルティングや、医師紹介事業も行っているため、調剤薬局だけでなく幅広い求人情報が多数。

非公開、匿名求人を求めるなら薬剤師転職ドットコムです。

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ジョブデポ薬剤師

8万件以上の求人件数を誇るジョブデポ薬剤師。

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やはり転職で気になるのは、給与。
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薬剤師ナビ

利用満足度94.8%の薬剤師ナビ。

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 2.登録はわずか1分

サイトを見てもらうとわかりますが、登録内容は簡単なので1分もかかりません。
その後の面倒な登録作業は一切なし。
働きながらでの求人という点では、面倒くさくないのが一番ですよね。

 3.幅広いエリアと年齢層

転職実績として、全国北は北海道、南は沖縄まで。
年齢層も20代の若手から、60代までの転職実績があります。

他にも転職実績として、常勤が約8割を占めているため、常勤での求人を探すにはうってつけです。

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ファーマジョブ

最大級の地域求人数を誇るファーマジョブ

おススメポイント

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もちろん、厚生労働省認可のサービスなので安心して利用できます。
また、非公開求人も全体の70%もあり豊富。

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このサイトは調剤薬局のみ案件を扱っています。
そのため、大手薬局から個人経営の薬局まで地域や条件に応じた薬局を探してくれます。

調剤薬局への転職を考えている場合は、まず登録してみることをおススメします。

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メディカルリンゲージ

エージェントがサポートしてくれるメディカルエンゲージ

おススメポイント

1.1人1人に担当のエージェントが配属

サイトに登録すると、専門の担当者がついてくれます。
そのため、希望聴取から面接、条件交渉までを一貫してフォローしてくれます。

 2.早めに転職したい方は必見

時期などにもよりますが、早めに転職を希望している場合はこのサイトがおススメ。
即日中に10件程度の求人を用意してくれます。
興味があるものを伝えればそれから先の条件交渉、面接設定もすべておまかせでOKです。

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今、転職するとお祝い金として30万円がもらえます。
また、友人を紹介するとまず3000円、その友人が転職すると3万円もらえます。
転職で給料アップを狙うのはもちろん、転職が決まった時点でお祝い金もらいたいですよね。

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リクナビ薬剤師

転職といえば、この企業。
おそらく知らない方はいないと思います。リクルート!!

おススメポイント

1.なんといっても知名度No.1。実績No.1!!

すでに名前を聞いたことがない人がいるくらい。
就職といえばリクルート。
タウンワーク、とらばーゆなどでもおなじみの大手企業です。

 2.求人数が多く、キャリアアドバイザーも多い。

他のサイトの実態すべてを把握しているわけではありませんが、求人数は間違いなく上位。
そしてキャリアアドバイザーの数も多いため、自分と似たような経験で転職した薬剤師を参考にすることもできます。

 3.転職実績も多く、常に人気上位サイト

登録する薬剤師数も多ければ、転職実績はまちがいなくトップクラス。
ジャンルを問わず、さまざまな案件を紹介してくれます。

人気があるには理由がある。
登録しておいて損はないと思います。

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メディベア

あまり聞いたことはないかもしれませんが、地方に強いメディ・ベア。

おススメポイント

1.看護師の転職網を薬剤師にも

もともとは地方の看護師求人の力が強かったメディ・ベア
そのノウハウを薬剤師転職にも活かしています。
地方や少し都心を離れた場所での転職を考えるなら、登録の価値ありです。

 2.自分でコンサルタントを指名できる

今まで紹介してきたサイトもコンサルタントがつくものがありますが、メディ・ベアでは自分でコンサルタントを指名できます。
正直なところ、求人でいいものに出会えるかはコンサルト次第。
この人にお願いしたいというコンサルトを見つけてみるのもいいかもしれません。

 3.今までの転職者の質問の答えを掲載

会員登録せずとも、今までの実績の中で登録した薬剤師からの質問の回答を閲覧できます。
同じような悩みを持っている人が、どんな転職をしたかの参考になります。
見るだけの目的でサイトにいってみてもいいかもしれません。

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マイナビ薬剤師

5年連続、利用者満足度No.1のマイナビ薬剤師

おススメポイント

1.事業拠点の数が全国に14個も

転職企業として有名なマイナビ。
一番の強みは、全国に拠点を持っているところです。
そこで、随時転職相談会を実施しています。
メールや電話だけの対応ではなく、直接相談したい方には断然おススメです。

 2.薬剤師の認定などから優遇される案件もあり

求人数はマイナビのため、申し分なし。
その上で特徴として、登録時点での認定薬剤師の入力があります。
そう、認定などがある薬剤師はそれを条件として募集している求人などをピックアップして教えてくれます。

 3.今なら3つの特典がもらえます

今登録をすると、リラックマのボールペンやクリアファイル。
そして、転職サポートブックがもらえます。
さらに、「薬+読」の会員限定コンテンツも閲覧可能。

特典の限定コンテンツは一見の価値あり。
転職せずとも登録しておいて損はないと思います。

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まとめ

薬剤師の各業種の特徴から、転職サイトのおススメポイントを記載してみました。

どの転職サイトもそれぞれメリットはあります。
もちろんすべてに登録すると電話対応だけでも大変になるため、それはおススメしません。

それぞれのおススメポイントのどれが一番自分に合っているかを考えて、登録をすることをおススメします。

ちなみに、登録したからといって必ずどれかの面接を受けなければいけないわけではありません

薬剤師の転職業界は、薬剤師を求めています。
冒頭にも書きましたが、今後は飽和するなどどいわれていますが、現時点では供給不足。

要するに絶対的優位が薬剤師側にあるのです。

  • 自分の持っている認定や、経験、スキルを今十分に発揮できていないと感じている場合
  • もしくは、就職してから一度も他の職場の状況を見たり聞いたりしていない場合

一度視野を広げて、また自分のやりたいことを転職サイトで探してみてはいかがでしょうか。

探してみて、現時点の職場が実はよかったと思えてくることもあります。
転職に年齢は関係ありません。
ボーナスをもらって辞めようと考えている場合も、転職活動自体は早めに始めたほうが絶対に吉です。

自分にとって、「いい」薬剤師ライフを送れるように、これまでとこれからを見つめなおすいい機会かもしれません。