病院薬剤師の1日

薬の専門家である薬剤師

薬剤師と一言で言っても、なるためにはいくつかの関門を突破しないとなれません。

大学受験、薬学部入学、薬剤師国家試験合格を経て、はれて薬剤師になります。

薬剤師になることは一つの目標かもしれませんが、ゴールではありません。

そして、薬剤師と一言で言っても仕事の仕方や業種は様々あります。

  • 病院薬剤師
  • 調剤薬局薬剤師
  • 製薬会社MR
  • 製薬会社開発、研究担当
  • 大学教員
  • 卸業者薬剤師
  • 研究所所属薬剤師
  • 公務員薬剤師

簡単にあげるだけでもかなりの数がありますが、実際にその中でやっていることや業種を細分化するとさらに多くなります。

他の仕事や業種のことはよくわからないので、ここでは病院薬剤師のことについて記載していきます。

病院薬剤師の1日

病院薬剤師の1日。

まずは平均的な平日の勤務についてお話します。

朝起床してからそれぞれの通勤経路で、病院へ。

大きな病院、小さな病院、色々ありますが、大抵の病院では朝の朝礼があります。

私の勤めている病院も朝、仕事始めの前に朝礼があります。

1日の始まりは朝礼から

朝礼では全体へのお願いや、新しい医療関係の情報の集中、ヒヤリハットやインシデントの報告があります。

また、当直がある病院とない病院がありますが、私の病院は当直があるため当直者から引き継ぎがあります。

朝礼にあまり時間をかけてはいられないため、全体的に重要な内容のみ申し送りや連絡されて、あとは各薬剤師が登録しているメーリングリストなどを使って情報を共有したりもしています。

朝礼が終わったあとは、それぞれの場所で働くことになります。

私の働いている病院では、大きく分けて調剤部門と病棟部門があります。

調剤部門は、なぜかセンター業務と言われているため、これからはセンター業務として書いていきます。

調剤部門のセンター業務

センター業務と一言で言っても、やることはたくさんあります。

分野に分けても、

  1. 内服・外用の調剤
  2. 注射調剤
  3. 製剤業務
  4. 外来化学療法での調製と説明
  5. 入院化学療法の調製
  6. 薬務といわれる薬品管理
  7. 麻薬調剤

以上の7つが、あります。

薬剤師というと調剤業務が一番知られているとは思いますが、調剤と一言で言っても色々な調剤や厳密には医薬品を混ぜたらする調製も行っています。

調剤の流れ

調剤は簡単にいうと、医薬品を患者さんごとに的確に供給することです。

薬剤師が調剤を行うためには、必ず医師の処方せんが必要になります。

医師が処方した処方せんを、薬剤師が確認。

用法用量や、それぞれの薬の相性、患者さんにとって安全に使用できるものかを確認します。

その確認業務のことを鑑査といいます。

処方せんに問題がないことが確認できたら、それぞれの薬を集めたり、計ったり、分包したりして、患者さんが使用しやすいように袋に入れて払い出します。

薬を入れる袋:薬袋

薬を入れる袋のことを、薬袋と書いて、

やくたい

と読みます。

薬袋には、その薬の効果の説明や、1日何回どんな時に使うかが記載されています。

内服や外用、注射と全てにおいて薬袋は作成して、患者さんの元や病棟の看護師のもとへ搬送されます。

製剤品の調製

センター業務の中の一つとして、製剤品の調製があります。

これは、既存の製剤に何かを混ぜたらするものと、新しく製剤を作成するものがあります。

既存の製剤に混ぜたりすることは、点滴から栄養を取るために使われるTPN(中心静脈栄養)と抗がん剤の調製があります。

それぞれ医薬品として販売されている薬品に他の薬品を溶かして入れたり、測って入れたりします。

TPNは中心静脈といった太い血管に直接薬液を点滴するため、無菌室やクリーンベンチを用いて、調製します。

逆に抗がん剤の調製は、調製する薬剤師が抗がん剤に曝露しないために、安全キャビネットというものを用いて混ぜたり溶かしたりします。

調剤部門のセンター業務の人員

今まで書いてきたような業務を、調剤部門担当の薬剤師は行います。

人員については、病床数や病院の大きさによって違いますが、最近では病棟での薬剤師業務が拡大されているため!調剤部門として1日従事する薬剤師は大体5から6人程度です。

もちろんそれでは全ての調剤を終えることはできないため、病棟部門の薬剤師がヘルプを行うなどして対応しています。

病棟部門については次回、記載します。

薬剤師の基本である調剤も、奥が深くやることはたくさんあります。

薬学部の新設校:私立薬科大学は59校になります

  • 薬学部が6年制になる時が一番多かった新設校。

来年度の2020年はオリンピックイヤーですが、その年に新設になる薬学部が2校あります。

それぞれ特色ある大学ですので、初年度から志願者は多くなりそうな予感。

新たに認可申請された二つの大学の薬学部について記載します。

薬学部の2020年新設校

オリンピックイヤーの2020年に新たにできる薬学部は二つです。

  • 岐阜医療科大
  • 国際医療福祉大

文部科学省の大学設置・学校法人審議会によって、2020年度の開設を予定する大学・学部の認可申請に関する答申が行われました。

そこで、岐阜医療科学大国際医療福祉大が認可申請していた薬学部の設置が二つとも可と判断されました。

薬学部志願者定員割れの中での新設校

全国の私立薬科大・薬学部は現在受験者数が減っています。

薬学部のある大学の過半数が定員割れとなる一方で、さらに2020年に2校、入学定員としては220人分の枠が拡大されます。

また、薬学部以外では第一薬科大が看護学部を新設します。

薬学部以外で認可判定が可となったのは、大学設置が2校(私立2校)、学部設置が9校(公立1校、私立8校)、大学院設置が2校(私立2校)、学部・学科の収容定員増が大学17校・短大1校となっています。

岐阜医療科大学薬学部薬学科

学校法人神野学園が運営する岐阜医療科学大学。

2020年に岐阜県可児市に薬学部薬学科(入学定員100)を開設します。

薬学部のある場所は、名古屋市に移転した名城大都市情報学部の跡地を活用しています。

実際、岐阜県内には公立の岐阜薬科大がありますが、県内だけでははなく、薬学部のない長野県や、愛知県なども含む広域から学生を確保する予定です。

当初は19年度開設を計画していたが、ほかの学部で入学超過となったことで1年延期となり、2020年に開設されます。

国際医療福祉大学の薬学部

国際医療福祉大学は、栃木県大田原市のキャンパスにすでに薬学部を設けています。

今回の新設は、同じ大学の中で2カ所目となる福岡薬学部薬学科(入学定員120)というものです。

場所は、福岡県大川市に開設されます。

大川市が事業費の一部を補助しています。

福岡県内には既に九州大、福岡大、第一薬科大の3つの薬学部がありますが、いずれも福岡市内で、大川市などの福岡の南部や隣接する佐賀県には薬学部がないため、こうした地域での薬剤師不足の解消を狙ったものです。

国際医療福祉大学は、2020年に成田に新病院も開院するため、今勢いがすごいです。

将来的には新設校から卒業した薬剤師が、成田病院で働く、ということもあるかもしれません。

もちろんかなり遠方にはなりますが。

志願者獲得を目指した開設ですが、日本私立薬科大学協会が全国57の私立薬科大・薬学部を対象に、19年度の学生の充足状況をまとめたところ、過半数の29校で入学者数が定員を下回っていました。

今回の2校が加わることで全国の私立薬科大・薬学部は59校に増えることで、受験者確保はより難しくなりそうです。

第一薬科大学は看護学部を開設

都築学園グループの第一薬科大学は、薬学部ではなく看護学部看護学科(定員80人)を、福岡市に開設します。

さらに日本薬科大は埼玉県北足立郡伊奈町のキャンパスに薬学研究科薬学専攻の大学院(定員3人)をそれぞれ開設する予定です。

来年度以降の薬学部入学に向けた情報収集の一助となれば幸いです。

薬剤師の調剤の自動化:医薬品自動入庫払い出し装置

ITやシステムがどんどん進化する中、将来はなくなる職業なんて特集も組まれていたりもします。

薬剤師の仕事の基本である調剤業務

今は自動化が進んでいます。

国内でも2社目が医薬品自動入庫払い出し装置を導入しました。

調剤業務の自動化に向けて医薬品自動入庫払い出し装置を導入

鹿児島で薬局を経営する文寿は鹿児島調剤薬局に医薬品自動入庫払い出し装置を導入しました。

これは日本ベクトンディッキンソン社の機械で、ロボットアームが医薬品の入庫や払い出しを素早く行う装置のことです。

導入薬局は国内では2社目。

安全性の向上や業務の効率化などを目的に導入されました。

文寿では5年以内に4店舗全てに同装置を導入する方向とのこと。

ついに薬剤師という職業にも自動化の波が押し寄せてきました

医薬品自動入庫払い出し装置

今回が導入されたのはBD Rowa Smart システムという機械です。

装置内部のロボットアームが医薬品の入った箱やボトルを自動で棚に並べ、処方箋に基づき、薬をピックアップして払い出すというシステムのもの。

すでに日本BDの医薬品自動入庫払い出し装置は2019年3月に、薬局経営のメディカルユアーズが大阪市に新設した梅田薬局に日本で初めて導入しました。

鹿児島調剤薬局は梅田薬局に続く導入で国内2例目であり、九州の薬局では初めてとなります。

鹿児島調剤薬局というのは鹿児島大病院の門前薬局です。

1日およそ180枚の処方箋を受け付け、備蓄薬の種類も門前薬局ならではで多数あります。

処方箋1枚当たりの薬は平均で10種類。

多い場合は40種類になることもあるため、調剤室の備蓄薬は2700種類

6000とかなり膨大な薬の種類と量を管理しています。

医薬品自動入庫払い出し装置導入のメリット

大きな病院の門前薬局など、多くの種類と量の医薬品を扱う薬局では、薬剤師も調剤する際に薬を探すのが一苦労です。

薬剤師全員を動員しても投薬口と調剤室を1300往復しているとのデータもあります。

自動化することで安全性を高める。

そして更に効率化も。

装置のサイズは高さ2.5メートル×1.6メートル×奥行き4.6メートル。

中には2500種類・計4800を超える医薬品を収納するこもができます。

薬の払い出し口はカスタマイズ可能。

基本的には四箇所あれば十分かと。

運用をどうするかは薬局時代ではありますが、基本的に薬剤師は最終監査のみで行うのが効率的です。

厚生労働省が薬剤師の監督下で薬剤師以外の者が行える業務の基本的な考え方を示したことによって、薬剤師だけでなく事務さんにさせることができる業務も広がりました。

事務さんだけでなく、それに機械を加えることで薬剤師の作業量と作業内容に格段の違いが出ます。

薬剤師が本領発揮できる肉体労働から頭脳労働が主体となります。

自動化導入で待ち時間も短縮

薬剤師の業務軽減だけでなく、患者さんの待ち時間も短縮されています。

実際に導入した薬局では装置内でロボットアームが動く様子を常時撮影し、待合室のディスプレーで見られるようにしています。

装置の導入によって、患者の平均待ち時間は15分から10分弱へと従来の3分の2以下に短縮しているとのこと。

さらにロボットの動きをみせることで、実感する待ち時間はさらに短くなっているのではないでしょうか。

調剤の自動化によって薬剤師の時間確保

機械を導入することで、最初は機械に合わせてきちんと動く必要はあります。

一番良いのは薬剤師に時間ができることです。

こうして確保された時間を指導や在宅業務などに拡充することもできます。

今は錠剤のピッキングどけの自動化ですが、今後散剤の一包化、軟膏の練り、錠剤の半割なども自動化が進めば、薬剤師はより患者さんのそばで自らの職能を発揮できます。

調剤は機械に、薬の選択や副作用管理は薬剤師にお任せ!

なんて未来もそう遠くないかもしれません。

重大な副作用、副反応として添付文書追記

医薬品を使用する上で重要な添付文書。

これは言わば薬の説明書のようなもの。

よくゲーム機やおもちゃにも説明書がついてきますが、医薬品に関しては添付文書に載っている情報はとても重要です。

今回は薬剤師っぽく、最近添付文書が改訂された医薬品について記載していきます。

重大な副作用に追記を指示、添付文書改訂

ゼルヤンツ錠の重大な副作用に静脈血栓塞栓症が追加

厚生労働省医薬・生活衛生局は8月22日に新たな重大な副作用などが判明した医療用医薬品の添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に医薬安全対策課長通知で指示しました。

ファイザーのJAK阻害薬ゼルヤンツ錠(一般名:トファシチニブクエン酸塩)では、添付文書の重大な副作用に静脈血栓塞栓症を追記しました。

心血管系事象のリスク因子を有する患者にこの薬を投与する時に静脈血栓塞栓症が現れるおそれがあるというもの。

そのような患者には、他の治療法も考慮するよう求める内容にするようです。

今回の改訂の背景にあるものは、心血管系事象のリスク因子を有する50歳以上の関節リウマチ患者を対象とした海外臨床試験(A3921133試験)です。

TNF阻害薬群と比較して、ゼルヤンツ10mg1日2回群で肺塞栓症及び死亡リスクが高い傾向が指摘されました。

これを踏まえて、今回の改訂になりました。

また、ゼルヤンツ以外にも重要な副作用の部分が改訂になった薬剤があります。

ゼルヤンツ含め、今回改訂となった薬のまとめです。

トファシチニブクエン酸塩(製品名:ゼルヤンツ錠)

重大な副作用に、静脈血栓塞栓症が追記されました。

また効能又は効果に関する注意に、心血管系事象のリスク因子を有する患者に本剤を投与する際に、他の治療法を考慮するような内容を効能共通で追記されました。

さらに特定の背景を有する患者に関する注意に、心血管系事象のリスク因子を有する患者の項が新たに設けられました。

そして、静脈血栓塞栓症の徴候及び症状の発現に関する注意及び他の治療法を考慮し、特に10 mg1日2回投与の必要性については慎重に判断する旨などが追記となったようです。

実際ゼルヤンツの使用した上での報告では、直近3年間の静脈血栓塞栓症関連症例は6例(死亡1例)でした。

その中で、医薬品と事象との因果関係が否定できない症例は0例。

医薬品と事象による死亡との因果関係が否定できない症例は0例でした。

ドパミン受容体作動薬の重要な基本的注意に薬剤離脱症候群が追記

薬剤としては、たくさんあります。

  • ロピニロール塩酸塩
  • プラミペキソール塩酸塩水和物
  • タリペキソール塩酸塩
  • ロチゴチン
  • カベルゴリン
  • ブロモクリプチンメシル酸塩
  • ペルゴリドメシル酸塩
  • アポモルヒネ塩酸塩水和物

これらの薬剤の重要な基本的注意に、急激な減量または中止により薬剤離脱症候群が現れることがあることが追記されました。

また、その他の副作用に薬剤離脱症候群が追記。

異常が認められた場合は投与再開または減量前の投与量に戻すなど適切な処置を行うことと記載されています。

ちなみに直近3年間の薬剤離脱症候群の国内報告数はありません。

改訂となった理由です。

国内と海外の症例が集積したことと、ドパミン受容体作動薬における薬剤離脱症候群の想定されている機序を踏まえた結果、ドパミン受容体作動薬全体で薬剤離脱症候群について注意喚起を行うことが適切との考えに至ったようです。

カベルゴリン(製品名:カバサール錠など)の基本的注意も改訂

カバサール錠などの商品名で販売されている、パーキンソン病治療薬のカベルゴリン。

この薬剤に関しては、重要な基本的注意にトルコ鞍外に進展する高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者に対する髄液鼻漏に関する注意喚起についての記載が追記されました。

カベルゴリン服用中の高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者に視野障害などの異常が認められた場合は、減量や中止などの適切な処置を行う必要があるというもの。

ここは薬剤師の腕の見せ所かもしれません。

さらに慎重投与の部分に下垂体腫瘍がトルコ鞍外に進展し、視力障害などの著明な高プロラクチン血性下垂体腺腫の患者に改められました。

ちなみに直近3年間の国内報告数は以下の通りです。

髄液鼻漏関連症例3例(死亡0例)であり、医薬品との因果関係が否定できない症例は3例。

視野障害の再発関連症例2例(死亡0例)であり、医薬品との因果関係が否定できない症例は1例です。

BCGワクチンの副反応に髄膜炎を追記

子を持つ親であれば経験のあるBCGワクチン。

この薬剤に関しても重大な副作用に追記がありました。

添付文書の重大な副反応の部分に全身播種性BCG感染症及び骨炎、骨髄炎、骨膜炎がBCG感染症と改められ、さらに髄膜炎があらわれることが追記されました。

ちなみに、直近3年間の国内報告数は結核性髄膜炎が1例(死亡0例)であり、医薬品との因果関係が否定できない症例は1例でした。

改訂とはなり髄膜炎は怖い感染症の一つではありますが、だからといってワクチンを接種しないというような誤った判断にならないように注意が必要です。

薬剤師としても正しい情報発信が大事ですね。

薬剤師目線で母乳を考える:赤ちゃんの腸内細菌について

以前に、2歳~3歳まで母乳を挙げていると免疫力が上がる。感染症にかかりにくというツイートをしました。

https://twitter.com/takutakkuuun/status/1098060089389273088

最終的には、赤ちゃん本人とママの体調なども含めて絶対的に母乳を続けた方がいいわけではなく、それぞれの事情に合わせて可能であれば母乳育児は有用結論に至りました。

今回は母乳が腸内細菌に与える影響についてです。

母乳が赤ちゃんの腸内細菌に与える影響

人間の腸の中には 100 兆個以上の細菌が住みついて、腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)と呼ばれる生態系をつくっています。

近年は検査技術の発達により、培養をしなくてもどんな腸内細菌がいるか調べることができるようになったため、腸内細菌についての研究が大きく進んできました。

健康であることと、その人が持っている腸内細菌の種類や多様性には、何かしらの関連があるのではないかともいわれています。

腸内細菌としてよく話題に上るのは、風邪などの感染症にかかりにくくなる、もしくはダイエットや花粉症との関連性についてであり、子供にはあまり関係ないように思えるかもしれません。

しかし、腸内細菌叢がつくられるのは子供時代、特に新生児から乳幼児期にかけてなのです。

基本的に、赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいるときは無菌です。

しかしお腹の外に出るその瞬間から、赤ちゃんの消化管に菌が入り込んでいき腸内細菌叢をつくります。

出産方法の違い(経膣分娩または帝王切開)や、母乳栄養またはミルク栄養なのか、といった違いによって赤ちゃんの腸内細菌叢も異なることがわかってきています。

出産の違いによる肥満との関連性

実は子供では腸内細菌と肥満やアレルギー、免疫系の病気との関連性も注目されていて、出産方法や栄養方法と肥満等の関係を調べた研究が複数あります。

2016年にハーバード大学から発表された研究では、9~12歳の子供2万人以上を10年以上に渡って追跡したものがあります。

追跡中のいずれかの時点で肥満と分類されるリスクは、帝王切開で出生した子の方が経膣分娩で出生した子の1.15倍になっていました。

この結果から帝王切開での出生が悪いという意味ではありません。

帝王切開には帝王切開に至る理由があります。

逆子であったり、胎児の状態がよくなかったり理由は様々ですが帝王切開という選択は必要です。

ただ、もしかしたら帝王切開で生まれた子供の方が、肥満になりやすいかもしれない。

ということです。

母乳とミルクの違いが肥満に与える影響

さきほどと同じ子供たちのデータを使って、9~12歳の子供の肥満とその子達が赤ちゃんだったときの栄養状況を調べた研究もあります。

生後6カ月まで母乳だけで育てられた子は、ミルクだけで育てられた子と比べて肥満のオッズが0.66倍と低いことがわかりました。

これは母乳育児の方が肥満になりにくいのではという可能性を示した研究です。

また、母乳を長く飲んでいればいるほど、肥満になるオッズは低かったのです。

母乳が腸内細菌に与える影響

アメリカ・フィンランド・ドイツ・スウェーデンの研究者たちが、生後3カ月から3歳までの子供903人、 のべ1万2千の便サンプルを解析して腸内細菌の種類や、どんな因子が腸内細菌の多様性を高めるのかについて調べました。

その結果、生後3カ月から1歳2カ月ころまでが腸内細菌が大きく発達する時期に当たり、母乳を飲んでいるかどうかや出産方法、住んでいる場所や兄弟、ペットの有無などが腸内細菌に影響していることがわかりました。

なかでも特に影響が大きいのは母乳です。

母乳だけの栄養であっても、ミルクとの混合栄養であっても、母乳をあげていることで腸内のビフィズス菌が多くなることがわかったのです。

母乳が少ししか出ない場合も、ミルクと混合にすることでビフィズス菌が増える可能性があるということです。

また、これまで赤ちゃんの 腸内細菌は、離乳食を始めることで変わっていくと考えられていました。

しかし、腸内細菌叢の発達期が終わる時期は、離乳食のはじまる5~6カ月ではなく、1歳過ぎに来ます。

実は、食事を始めることよりも、母乳をやめることの方が腸内細菌に大きな影響を与えるようです。

子供に良い腸内細菌

では、どんな腸内細菌叢が良いのでしょうか。

一般に腸内細菌の多様性(いろいろな細菌がいる状況)があるのは良いことですが、母乳を飲んでいる子の腸内細菌はビフィズス菌が多く、最初はむしろミルクだけの子より多様性が低い状態です。

しかし、時間が経って母乳を飲む量が減るとともに、この関係は逆転していくといわれています。

また、体に良い特定の菌が決まっているとも限りません。

1型糖尿病と腸内細菌との関連性

今回紹介した研究では、別の目的として1 型糖尿病と腸内細菌の関連を調べるという大きな目的がありました。

そもそも1型糖尿病とは子供時代に発症することが多い糖尿病であり、膵臓の中にあるインスリンを作る細胞を自分自身の免疫が攻撃してしまうことで起こります。

しかし研究の結果では、1 型糖尿病に関しては特定の菌の種類が関連しているとは言えず、むしろ様々な菌の機能が関係しているのだろうと結論づけられていました。

まとめ

日本では、基本的に帝王切開をするのは医学的な必要がある場合です。

母乳とミルクに関しても、母乳希望だけれど事情があってミルクというお母さんも多いことも事実です。

帝王切開もミルクも素晴らしいものですし、出産方法や栄養方法はそれぞれの家庭の事情があって決まるものなので、 ことさらに経膣分娩や母乳の良さを訴える必要性はないかもしれません。

しかしその上で、母乳をいつまであげるか迷っているママにとってはこのような研究参考になるのではないかと思います。

また、現在は善玉菌として乳酸菌やビフィズス菌などの菌の種類が取り上げられ、食品等に利用されています。
しかし腸内細菌が集団としてどういう機能を果たしているかは、いまだ解明されていません

今後腸内細菌の機能や関連性が明らかになってくると、機能性食品の内容も変わってくるのかもしれません。

母乳育児をする上で注意しなければいけないこととしてビタミンKの不足があります。

詳しくは下の記事をご参照ください。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

インフルエンザの治療に漢方薬は使えるのか:薬剤師目線で解説

ようやく流行のピークを越えたインフルエンザ。

しかし、まだまだ油断は禁物です。

これからはインフルエンザB型が流行する時期。

A型にかかった方もB型にかからないように注意が必要です。

今回は私のコミュニティでも話題になった

インフルエンザに対する漢方薬の効果について

薬剤師の目線で解説していきます。

インフルエンザそのものの特徴や、医薬品ゾフルーザに関しては以下の記事もご参照ください。

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インフルエンザの診断と検査結果

まず、インフルエンザ感染症の診断は、迅速診断キットによる検査結果に基づくことが多いと思われがちです。

しかし、検査結果が陰性でもインフルエンザを否定できないケース(偽陰性)は少なくありません。

そのため、検査陽性ならば抗インフルエンザ薬を処方し、陰性ならば処方しないという画一的な診療は、推奨されません。

時にインフルエンザ検査が陰性であっても、そのほかの情報からインフルエンザの疑いが高ければ抗インフルエンザ薬を医師は処方することができます。

神戸大学大の岩田健太郎先生によるインフルエンザ診療方針の試案では、

重症・ハイリスク患者においては、迅速診断キットの結果に関係なく抗ウイルス薬の使用を考慮するとされています。

重症でもハイリスクでもない患者では、抗ウイルス薬か漢方薬かを患者に選択してもらいます。

抗ウイルス薬を希望した場合、検査前確率が50%未満であれば検査を行い、それ以上であれば行わない。

つまり、流行状況や臨床症状から目前の患者が50%以上の確率でインフルエンザに罹患して いると考えられれば、検査なしで抗ウイルス薬を処方する。

また、漢方薬の処方に際しては、検査前確率に関わらず検査は行わないとされています。

検査が信用できるかについては、詳しくは以下の記事もご覧ください。

[kanren postid=”754″]

インフルエンザ感染症に対する標準的な薬物療法は抗ウイルス薬だといえます。

今回は、インフルエンザ感染症に対する漢方薬の有効性について考えていきます。

補中益気湯でインフルエンザ予防ができるのか?

インターネットでインフルエンザに対する漢方薬関連の情報を検索すると、

[box class=”red_box” title=””]補中益気湯でインフ ルエンザが予防できるかもしれない[/box]

といった内容の記事を発見することができます。

もちろん医療用の補中益気湯にはインフルエンザ予防の適応はありません。

しかし、この薬はOTC薬として一般のドラッグストアやネット販売でも購入可能となっています。

補中益気湯のインフルエンザ予防効果に関して報告はいくつかあります。

一つ目の報告はBMJ(英国医師会誌)に掲載された、英国におけるA/H1N12009(2009年に世界的に流行した新型インフルエンザ)の流行状況と死亡率に関する論文です。

子の論文では、病院職員358人を対象に、2009年9月7日より、補中益気湯を服用した179人と、服用しなかった179人(グループ 1)の2群を比較して、インフルエンザの発症数を検討しました。

その結果、補中益気湯を投与された職員のうち 14 人が1週間後に服用を中止し(グルー プ 2)、さらに治療開始 4 週後までに103人が中止(グループ 3)しており、8 週間にわたり服用を継続していたのは62人でした(グループ4)。

9月7日~11月2日までの8週において、迅速診断検査によって確認された A 型インフルエンザ感染は8人であり、そのうち7人は補中益気湯を一度も服用していなかったと報告されています。

また、 グループ1とグループ2~4を比較してインフルエンザ発症者を比較したところ、統計学的な差が示されています(P<0.05)。

しかし色々なバイアス(統計学的な偏り)を考えると、この結果のみで補中益気湯のインフルエンザ予防効果を論じることには無理があります。

そもそもこの報告には、

予防効果について検証されるべき

という記載はあっても、

予防効果がある

とは書かれていません。

[box class=”yellow_box” title=”結論”]補中益気湯には、インフルエンザウイルスの細胞内侵入を防ぐ可能性が示されているが、2019年1月末時点において補中益気湯のインフルエンザに対する人での有効性(予防もしくは治療効果) を検討した報告は見付けることはできませんでした。[/box]

麻黄湯ではインフルエンザ予防効果はあるのか?

医療用として用いられている麻黄湯は、キョウニン、マオウ、ケイヒ、カンゾウから構成される漢方薬です。

インフルエンザ感染初期の症状緩和に保険適用があります。

麻黄湯には基礎的研究において抗ウイルス作用が示されていて、インフルエンザ治療における有望な選択肢となる可能性があります。

麻黄湯に関する報告は5つあります。

小児を対象に発熱に対する有効性を検討した2つの研究では、オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル)と比較して、いずれも発熱持続時間が有意に短縮していた。

また、成人を対象に発熱に対する有効性を検討した3研究中2研究では、オセルタミビルと統計学的な有意差は認めなかった

一方、その他の1件の研究では、発熱期間がオセルタミビルと比較して麻黄湯で17時間ほど短いことが示されています。

タミフルなどと比較して効果に有意な差を認めないということは、抗ウイルス薬と麻黄湯がほぼ同等の効果を持つとも考えられます。

また、インフルエンザ感染症に対するアセトアミノフェン(カロナール他)の効果は限定的であり、早期に解熱を期待するのであれば、麻黄湯は有望な治療薬となり得るかもしれない。

実際のところ、インフルエンザに有効な漢方薬はないのか?

日本でインフルエンザ(流感)に保険適用がある漢方薬には、麻黄湯以外に柴胡桂枝湯、 竹じょ温胆湯があります。

しかし、論文や研究報告を検索しても、これら漢方薬のインフルエンザ感染症に対する有効性を検討したものを見付けることはできません。

インフルエンザ感染症に対する漢方薬の有効性を検討した比較的規模の大きい研究は2011年に報告されています。

インフルエンザ感染症に対する漢方薬の有効性を検討した質の高い報告であるこの研究は、15~69歳のインフルエンザ患者410人(平均19.3歳、男性60%)を対象としたもの。

被験者を、

[box class=”black_box” title=””]

  1. オセルタミビル 75mg1 日2回5日間の投与(102人)
  2. 麻杏甘石湯と銀翹散の併用 1日4回5日間の投与(103人)
  3. 麻杏甘石湯、銀翹散とオセルタミ ビルの併用投与(102人)
  4. 薬物の投与なし(103人)

[/box]

の4群に割り付け、解熱までの時間を比較しました。

その結果、解熱までの時間中央値は、治療なし群の26時間と比較して、オセルタミビル群で20時間、麻杏甘石湯と銀翹散併用で 16 時間、 オセルタミビル、麻杏甘石湯と銀翹散の併用で15時間という結果でした。

薬剤師目線で考える

研究の問題などを考えると、漢方薬の有効性は現時点では決して高いものではないという結論に至ります。

ただ、そもそも漢方薬はインフルエンザ症状という”現象”に対する治療であり、その治療対象はインフルエンザウイルスではありません。

もちろん、基礎的研究において抗ウイルス作用が示唆されている生薬成分もあるとは思いますが、それが臨床症状の改善をもたらすかどうかについての因果は現時点で証明されていないのです。

そして、“現象”に対する治療であれば、インフルエンザウイスルが存在するかどうかはどうでもよい問題でもあります。

このように記載すると無責任な気もしますが、このどうでもよさが、必要性の低い検査や不適切な抗ウイルス薬投与を減らすことにつながるかもしれません。

まとめ

インフルエンザの診断と治療薬の選択について記載しました。

色々な研究があり、白黒はっきりしないのが現状です。

まずできることは、

[aside type=”warning”]

  • 医療者は、インフルエンザの可能性は低いのに念のため抗インフルエンザ薬を処方しておくということをしない。
  • 患者としては、むやみに薬を希望しない

[/aside]

これらのことが抗インフルエンザ薬の適正使用につながるのではと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

子供(小児)への薬の飲ませ方。それぞれに合った方法で。

薬は大人でも決しておいしいと言えるものではありませんよね。
大人ですら、大きい錠剤やカプセル剤などは飲みにくく、うまく飲めない患者さんもいます。

では、子供の場合はどうでしょう。

子供と言っても生まれて間もない乳児から、学童までたくさんいます。
学童ともなれば、錠剤を飲める子どもも少なくはないかもしれません。

しかし、乳幼児にとっては本人にとっても薬を飲むのは苦痛ですし、親としても飲ませるのに一苦労するなんてことを経験している保護者の方もいるのではないでしょうか。

今回は、子供が上手に薬が飲めるように実際の経験も踏まえて記載します。

ちなみに乳児に不足しているとされているケイツーシロップについては、下の記事をご参照ください。

[kanren postid=”397″]

薬剤師目線:子供の薬の服用方法について

いきなりの結論ですが、これと言った模範解答はありません。
正直なところ、いろいろあります。

実際の現場でも、

粉なら飲めるけど、
粉は苦いから、粒がいい!

などど、子供自身の好みも様々です。

薬を飲みきる必要性

飲み方の前に、処方された薬を飲みきることの必要性についてです。

たまに、

それは全部飲みきった方がいいですか?」

と質問されることもあります。

飲み切るべきかどうかの、その答えは、
薬の内容による
です。

例えば、溶連菌感染症のときの抗菌薬、川崎病のときのアスピリンなど、飲むのを中断して治療が不十分になったときにデメリットが大きい薬があります。

溶連菌はリウマチ熱、急性糸球体腎炎 を起こすかもしれないし、川崎病は血栓ができてしまうかもしれません。

でも、風邪薬は、対症療法のための薬なので症状がなくなったら飲む必要はありません。

風邪への抗菌薬については、下の記事に詳細記載してありますので、よろしければ。

[kanren postid=”337″]

対症療法の薬というのは、痰の絡んだ咳がひどければ痰を切りやすくする薬、熱がつらかったら解熱鎮痛薬というような症状を和らげる薬です。

対症療法と聞くと、あんまり効かないなどのイメージがあるかもしれませんが、それぞれの症状に合わせた薬なので、効かないなんてことはありません。

ただしこういったものは、早く飲んだからといって早く治るわけでもないので、小児科をせっかく受診しても処方されない場合もあります。

薬がなくても風邪に対しては、鼻水を吸うとか、水分を多く摂らせる、大きい子なら鼻をかんだりうがいをしたり、部屋を暖かくして加湿しよく休むなど家でできることもあります。

クリニックや病院を受診するよりも、家でゆっくり休んでいた方が体にとってはいい時もあります。

薬を念のために持っておきたい、ひどくなったら飲ませるけれど今は飲まないということは、薬剤師としてはあまりお勧めしません。

薬を飲んだ後の症状が、薬を飲む前と同じような症状に見えても、違う病気によるものであることもあります。

特に小さい子供は、自覚症状を言ってくれることが少ないし、 外見から判断することが難しい場合があります。

ひどくなったら薬で様子を見るよりも、まずそのひどい症状を小児科で診てもらった方がいいと思います。

処方してもらった薬を飲みきった方がいいのか、次はいつ受診したらいいのか、がよくわからなかったら、遠慮なく外来で聞いてください。
聞き忘れてしまったら、処方箋を出す際に薬剤師に聞く方法もあります。

苦手な薬をうまく飲む、飲ませるには

子供に薬を飲ませるのは一苦労ですよね。
ですが、子供に合った方法をうまく見つけてあげればそれ以降は上手に飲んでくれたりもします。
うちの子供も今では苦労なく、飲めています。

ほとんどの子供は薬が苦手で、特に粉薬はなかなかうまく飲むことができません。
中には、シロップや甘味のついた薬が好きという子供もいるかもしれませんが。

子供の処方は体重に合わせて調節する必要があり、味の問題もあるので、薬の種類や形はいろいろあります。シロップ、散・細粒・ドライシロップといった粉のほか、OD(口腔内崩壊)・D(崩壊)・ RPD(速崩壊)・RM(速溶)錠と呼ばれる唾液で溶けるので水が必要ないか、少量の水で飲める錠剤、普通の錠剤などがあります。

小さい子はシロップがいいという場合もありますし、かえって量が少なくできる粉薬がいい、という子もいます。

子供にうまく飲ませる4つの方法

実際の経験も加味して最終的にたどりついた方法は以下の4つです。

  1. 粉の薬を1-2 滴の水で指の先でこねお団子にする方法
  2. 哺乳瓶の先やスポイトを使用する方法
  3. スプーンに粉薬と少量の水を垂らして飲む方法
  4. ヨーグルトやアイスに混ぜる方法

1.粉の薬を1-2 滴の水で指の先でこねお団子にする方法

粉の薬を1-2 滴の水で指の先でこね、お子さんの口を開け、頬や上あごの内側に塗ります。
そして母乳や水を飲ませます。
頬の内側や上顎に入れる、または塗ると吐き出されにくいです。

この方法は乳幼児によく使われる方法で、苦味がある薬でも苦味をあまり感じることなく飲むことができます。

2.哺乳瓶の先やスポイトを使用する方法

シロップなどは哺乳瓶の先に1回分を入れて飲ませたり、スプーンやスポイトを使ったりする方法もあります。

この方法は結構味を感じやすいため、味がついた抗生剤などにおすすめの方法です。
もちろん、子供の味の好き嫌いにもよりますが。。。

3.スプーンに粉薬と少量の水を垂らして飲む方法

幼児の頃から小学校低学年までの子供にはおすすめの方法です。

アイスやヨーグルトを食べる小さいスプーンにまず薬を乗せ、その後少量の水を垂らします。
ここでポイントは、スプーンから溢れない程度の水を垂らすことが大事です。

そのまま、普通にヨーグルトなどを食べるように口の中へ運び飲み込んでもらいます。

小さいころから初めておくと、少し苦味のある薬でも飲んでくれることがあります。

幼児くらいに大きくなると、薬も認識し始めるので、下手に薬であることを隠そうとすると逆効果になることもあるので要注意!!

うちの子は小さいころからこの方法を始めたため、今では嫌がることなく飲めています。

4.ヨーグルトやアイスに混ぜる方法

最終手段としては、ヨーグルトや服薬ゼリーのようなものに混ぜて飲む方法です。
これでもダメな場合は、最終兵器としてはアイスです!

アイスは冷たくて甘いため、苦味のある薬でも容易に飲むことができます。

よく、子供が好きなヨーグルトやゼリーに混ぜる場合もありますが、薬の苦味でヨーグルトやゼリーまでも嫌いになってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

また、はちみつは甘くて便利かもしれませんが、1歳未満の子供には絶対に使用してはいけません。

ボツリヌスという毒素が原因で、最悪の場合は死に至ります。

どうしても飲めない場合は

今まで記載した方法でどうしても飲めない場合は、貼り薬、座薬などもあります。

困ったときは医師や薬剤師に聞いてみてください。

保育園や幼稚園への対処法

保育園や幼稚園に通っている場合、

「園で飲ませてくれないので、薬を 1 日 2 回にしてください」

と言われることがよくあります。

薬は体重あたり1日に何mg と計算した後に、1-3回に分けるよう飲み方が決まっています。

多くの対症療法の薬は 1 日2-3 回に分けて処方するものなので、そういった希望があれば変更してもらったほうがいいです。

しかし、薬の種類(抗菌薬など)によっては血中濃度の維持に3回飲む必要があ るものがあります。
1日3回飲む薬は 4-6 時間空開ければいいので、

  • 園から帰ってきてすぐ
  • 寝る前

の3回飲む方が効果がある場合もあります。

まとめ

最後に、薬と言っても万能薬は世の中にありません。
どんな薬にも少なからず副作用があります。

飲まなくていい薬を使う必要はありません。

薬の必要性を考えて、使用するようにしましょう。  

困った場合や疑問点は、ぜひ薬剤師まで!

現役薬剤師が薬剤師の転職を考える:おススメの転職サイト比較

薬剤師目線:薬剤師の転職についてそれぞれの立場から考える

薬学部が6年制になり、新設校も増える中、世の中では薬剤師が飽和するのでは?などとも言われています。
薬学部が6年制になり、薬剤師になるのにもお金のかかる時代ですが。。。。
今、ドラックストアや調剤薬局、病院でも薬剤師としての価値を改めて考える時なのかもしれません
そこで、自らの病院薬剤師としての経験と、TwitterなどのSNSで知り合った友人などからインタビューした内容から、それぞれのメリットとデメリットについてまとめました。
比較したのは以下の4つについて。
  • 調剤薬局薬剤師
  • 製薬会社MR(薬剤師免許有)
  • 病院薬剤師
  • 派遣薬剤師
です。

調剤薬局薬剤師

薬剤師の中でも調剤薬局で働いてる薬剤師は、特に多いのではと思います。
病院の門前などで、処方せん枚数が多い薬局もあれば、地域密着型の町中にあって地域住民の治療を支えている薬局もあります。

メリット

  • まずは薬剤師の中でも給料は中の中くらいです。もちろん地域などにも差はあると思いますが。
  • そして、私自身が病院薬剤師なので、門前の薬局薬剤師とはつながりがありますが、門前で一番いいと思うのは夜勤手当です。
病院の門前の薬局であれば、夜勤があるところも少なくないはず。
そこで、夜勤に入るとかなりの手当がもらえると聞きました。
病院薬剤師の当直手当がスズメの涙のような。。。
  • 幅広い業務ができ、患者や地域住民に貢献できる

最近では患者さんのTPN(中心除脈栄養)の混注を行っている薬局もあります。
訪問診療をやっている薬局や、学校に教育として薬剤師を派遣している場所もあり、いろいろな場所で患者さんや地域医療に携わることができます。

デメリット

  • 注射薬の知識は、当たり前のことですがなかなか習得しづらいと思います。

インスリンなどの自己注射のものとメリットにも記載したTPNは別ですが、その他の点滴静注する薬剤に関しては触れることがほとんどないのが現状です。

  • 小さい薬局だと、人間関係のもつれがストレスにも
大手の調剤薬局や薬剤師の人数が多い場所はそこまで問題になりませんが、小さい薬局だと薬剤師は2~3人、もしくはパートの薬剤師ということもあります。
そこで人間関係がうまくいかないと、ほぼ毎日顔を合してやりとりをするためストレスにもなると聞きました。
もちろんすべての薬局がそうだとは言いませんが。

製薬会社MR(薬剤師免許有)

製薬会社のMR。
薬剤師免許があれば、MR認定試験の科目がいくつか免除されます。
昔はかなり人気がありました。今は時代背景として少し志望者は減っているかもしれません。

メリット

 

  • 最大のメリットは給料だと思います。今回比較した中でも1、2位を争う職業。

企業の業績にも左右されますが、病院薬剤師、調剤薬局薬剤師よりは高給であることは間違いなしです。

  • さらにはある程度時間の融通はききます

集まりなどあれば別ですが、営業であるためクライアントが最優先。自分でうまく時間管理をすればかなり融通はききます。
また、最近では連休の合間の平日を休みにして有給休暇の消化率を上げようとする製薬会社がおおく、比較的連休が取りやすい体制となっています。

デメリット

  • 勉強会や講演会があると、夜の時間も拘束されます。

毎日とはいいませんが、医師などの医療関係者向けのセミナーや講演会は、平日の夜か休日丸一日がほとんど。
主催者としてMRは出席はもちろん、会場設営や進行など仕事は多岐にわたります。

  • 中間管理職からベテランまで早期退職の影響が。

ニュースなどでも話題になっている早期退職。
MR業界は今その真っ只中です。30代の中間管理職から50代のベテランまで、早期退職の話がきて企業によっては何千人規模でMRを退職させているところもあります。

病院薬剤師

自らの経験からみた病院薬剤師のメリットとデメリットです。

メリット

  • 内服薬、注射薬をはじめ幅広い知識が取得できる

病院の採用薬にもよりますが、内服薬だけでなく注射薬の知識を習得できます。
抗がん剤の調製やTPNの調製をはじめ、院内製剤の作製などいろいろな知識を得ることができます。

  • 多職種と共同してチーム医療

厚生労働省でも推進されているチーム医療。
薬学部のコアカリキュラムも変更され、今後はチーム医療は必須となります。
実際の病棟にて医師や看護師、検査技師、リハビリ、栄養士など多くの職種と協同して患者さんの治療に携わることができます。

デメリット

  • 給料はおそらく一番安い

実際にもらえる給料は今回比較した中では最下位だと思います。
あまり比較はしたくないので、リアルな金額は確認していませんが。

  • サービス残業が多く、有給取得は難しい

給料は少ない上に、残業代がつかないことが多いのも事実です。
大学の付属などでは学生指導や研究は残業の対象にならないところも少なくないのが現状です。
また、人員は限られているため風土として未だに有給休暇を取る習慣がありません。
大型の連休中もどこかで出勤しなければいけないことは、当たり前のことです。

派遣薬剤師

実は激アツな派遣薬剤師!
と私自身思いました。

メリット

  • 人間関係で悩むことは少ない

小さな薬局や病院では、職場の同僚との関係がうまくいかないなどの問題もあるかと思います。
そこが派遣薬剤師では勤務期間にもよりますが、だいぶ解消されます。
合わないと思ったら派遣会社に連絡して、派遣場所を変えてもらえます。

また、一般的な派遣社員とは違い、派遣される場所というのはだいたいが人員が足りなくて派遣会社を経由して薬剤師を雇っているため、基本的にウェルカムな雰囲気です。中には、派遣でいろんな薬局を回って、最終的に居心地のいい薬局へ就職したなんてことも聞いたりします。

  • 給料も高額

派遣薬剤師は基本時給だったりしますが、ありえないくらい高いです。
もちろん場所にもよりますが、地方へ行っても大丈夫という薬剤師にとっては、断然派遣がおススメです。
個人的には、静岡あたりが立地的にもいいかなと思っています。

デメリット

デメリットを書こうと思いましたが、正直ないかと。。。

希望すれば長く働くこともできます。辞めたければ直接言わなくても派遣会社から伝えてくれます。

実際に派遣の薬剤師でデメリットあれば教えてください。追記します。

これから以下は転職サイトの比較になりますが、転職サイトはエージェントがついてくれていろいろサポートしてくれることが特徴でもあります。
転職サイト以外にも、医療情報全般を発信しているm3.com。
これは最近の医療トピックスから会員向けのコンテンツも充実していて、なおかつレアな求人情報も定期的に送ってくれます。

転職せずとも登録がまだのかたはぜひ!!

転職サイトの比較

では、実際に今働いている職場から転職を考えたときにどのように行動するのか、各転職サイトを比較しながら検証してみました。

ファルマスタッフ

まずは求人件数業界No.1のファルマスタッフ。

おススメポイント

1.転職成功率90%越えの実績

やはりなんといっても、重要なのは実際にどれだけの人が転職しているかという実績ではないでしょうか。
ファルマスタッフではなんと90%越え!!
ほとんどの薬剤師が転職しているんです。実際他の薬剤師がどんな転職をしているかのノウハウも豊富です。

 2.日調が運営している転職エージェント

実は運営しているのは、東証一部上場の大手調剤チェーンである、日本調剤グループ。
であるからこそ言うまでもなく、調剤薬局案件は強いです。
さらには厚生労働省がすすめる、「職業紹介優良事業者」として認定されていて、今年度も更新しています。

 3.ヒアリングが充実している

ファルマスタッフでは、実際に転職先(就業先)の一つ一つにキャリアコンサルタントが必ず直接訪問。
職場の状況を具体的にヒアリングしているため、、職場の雰囲気や経営状況、残業などの忙しさなど、デメリットな情報であっても現場の生の声をしっかりと求人に反映しています。

 4.研修制度も充実、今なら診療報酬テキストのプレゼントも!!

薬剤師であれば、気になる研修制度。
ファルマスタッフでは、JPラーニングシステムを導入し、研修認定薬剤師の単位取得にも対応しています。
また、今なら平成30年度診療報酬改定に対応した保険調剤テキストが無料でもらえるという特典も。

以上のほかにも、薬剤師向けの医療スマホアプリの情報などもあるので、一見の価値ありです。

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薬剤師転職ドットコム

次に、転職満足度95.8%の薬剤師転職ドットコム。

おススメポイント

1.独自の求人ネットワーク

薬剤師転職ドットコム。このサイトの強みは、なんといっても非公開求人です。
これだけ転職サイトが多い中、非公開求人数はNo.1かと。
サイトでも「プレミアム非公開求人」と銘打っています。

 2.アインファーマシーが運営しているエージェント

薬剤師業界では有名な、アインファーマシー。
東証一部上場の大手企業のグループ会社です。

 3.プライバシーマークを取得

厚生労働省認可のプライバシーマークを取得しているため、安心して登録、転職活動ができます。
今の部署では専門知識やキャリアを活かせないと悩んでいる場合は、特別待遇などもあります。

 4.医療機関ネットワークが強固

病院経営コンサルティングや、医師紹介事業も行っているため、調剤薬局だけでなく幅広い求人情報が多数。

非公開、匿名求人を求めるなら薬剤師転職ドットコムです。

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ジョブデポ薬剤師

8万件以上の求人件数を誇るジョブデポ薬剤師。

おススメポイント

1.なんといっても求人件数No.1

ジョブデポ薬剤師は取扱い求人件数が8万件以上と、業界No.1。
やはり、件数が多い分細かな希望や要望を反映しやすいという強みがあります。
年間利用している薬剤師も2万人と最多。

 2.最大40万円のお祝い金

就職が決定した場合、最大40万円のお祝い金がもらえる唯一の転職サイトです。
他の転職サイトで見つけた案件でも面接前であればジョプデポに切り替えるだけで、お祝い金がもらえます。
いい転職案件を見つけた方、面接がまだであればお祝い金がもらえるジョブデポがおススメです。

 3.希望はもちろん、給与交渉もしてくれる

やはり転職で気になるのは、給与。
どんなにいい職場や、やりたいことができても給与が低いとなかなか転職とはいきませんよね。
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薬剤師ナビ

利用満足度94.8%の薬剤師ナビ。

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サイトを見てもらうとわかりますが、登録内容は簡単なので1分もかかりません。
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働きながらでの求人という点では、面倒くさくないのが一番ですよね。

 3.幅広いエリアと年齢層

転職実績として、全国北は北海道、南は沖縄まで。
年齢層も20代の若手から、60代までの転職実績があります。

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もちろん、厚生労働省認可のサービスなので安心して利用できます。
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 3.調剤薬局のみに特化して運営している転職エージェント

このサイトは調剤薬局のみ案件を扱っています。
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調剤薬局への転職を考えている場合は、まず登録してみることをおススメします。

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メディカルリンゲージ

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1.1人1人に担当のエージェントが配属

サイトに登録すると、専門の担当者がついてくれます。
そのため、希望聴取から面接、条件交渉までを一貫してフォローしてくれます。

 2.早めに転職したい方は必見

時期などにもよりますが、早めに転職を希望している場合はこのサイトがおススメ。
即日中に10件程度の求人を用意してくれます。
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リクナビ薬剤師

転職といえば、この企業。
おそらく知らない方はいないと思います。リクルート!!

おススメポイント

1.なんといっても知名度No.1。実績No.1!!

すでに名前を聞いたことがない人がいるくらい。
就職といえばリクルート。
タウンワーク、とらばーゆなどでもおなじみの大手企業です。

 2.求人数が多く、キャリアアドバイザーも多い。

他のサイトの実態すべてを把握しているわけではありませんが、求人数は間違いなく上位。
そしてキャリアアドバイザーの数も多いため、自分と似たような経験で転職した薬剤師を参考にすることもできます。

 3.転職実績も多く、常に人気上位サイト

登録する薬剤師数も多ければ、転職実績はまちがいなくトップクラス。
ジャンルを問わず、さまざまな案件を紹介してくれます。

人気があるには理由がある。
登録しておいて損はないと思います。

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メディベア

あまり聞いたことはないかもしれませんが、地方に強いメディ・ベア。

おススメポイント

1.看護師の転職網を薬剤師にも

もともとは地方の看護師求人の力が強かったメディ・ベア
そのノウハウを薬剤師転職にも活かしています。
地方や少し都心を離れた場所での転職を考えるなら、登録の価値ありです。

 2.自分でコンサルタントを指名できる

今まで紹介してきたサイトもコンサルタントがつくものがありますが、メディ・ベアでは自分でコンサルタントを指名できます。
正直なところ、求人でいいものに出会えるかはコンサルト次第。
この人にお願いしたいというコンサルトを見つけてみるのもいいかもしれません。

 3.今までの転職者の質問の答えを掲載

会員登録せずとも、今までの実績の中で登録した薬剤師からの質問の回答を閲覧できます。
同じような悩みを持っている人が、どんな転職をしたかの参考になります。
見るだけの目的でサイトにいってみてもいいかもしれません。

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マイナビ薬剤師

5年連続、利用者満足度No.1のマイナビ薬剤師

おススメポイント

1.事業拠点の数が全国に14個も

転職企業として有名なマイナビ。
一番の強みは、全国に拠点を持っているところです。
そこで、随時転職相談会を実施しています。
メールや電話だけの対応ではなく、直接相談したい方には断然おススメです。

 2.薬剤師の認定などから優遇される案件もあり

求人数はマイナビのため、申し分なし。
その上で特徴として、登録時点での認定薬剤師の入力があります。
そう、認定などがある薬剤師はそれを条件として募集している求人などをピックアップして教えてくれます。

 3.今なら3つの特典がもらえます

今登録をすると、リラックマのボールペンやクリアファイル。
そして、転職サポートブックがもらえます。
さらに、「薬+読」の会員限定コンテンツも閲覧可能。

特典の限定コンテンツは一見の価値あり。
転職せずとも登録しておいて損はないと思います。

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まとめ

薬剤師の各業種の特徴から、転職サイトのおススメポイントを記載してみました。

どの転職サイトもそれぞれメリットはあります。
もちろんすべてに登録すると電話対応だけでも大変になるため、それはおススメしません。

それぞれのおススメポイントのどれが一番自分に合っているかを考えて、登録をすることをおススメします。

ちなみに、登録したからといって必ずどれかの面接を受けなければいけないわけではありません

薬剤師の転職業界は、薬剤師を求めています。
冒頭にも書きましたが、今後は飽和するなどどいわれていますが、現時点では供給不足。

要するに絶対的優位が薬剤師側にあるのです。

  • 自分の持っている認定や、経験、スキルを今十分に発揮できていないと感じている場合
  • もしくは、就職してから一度も他の職場の状況を見たり聞いたりしていない場合

一度視野を広げて、また自分のやりたいことを転職サイトで探してみてはいかがでしょうか。

探してみて、現時点の職場が実はよかったと思えてくることもあります。
転職に年齢は関係ありません。
ボーナスをもらって辞めようと考えている場合も、転職活動自体は早めに始めたほうが絶対に吉です。

自分にとって、「いい」薬剤師ライフを送れるように、これまでとこれからを見つめなおすいい機会かもしれません。

薬剤師になるには:薬学部へ入学後、就職後のお金事情まで。

薬剤師になるには

人生の節目は色々ありますが、中でも大学入試は大きな関門の一つではないでしょうか。

特に薬剤師をはじめ、医療関係の職業に就きたいと思ったら、まずはその専門の学部に入学する必要があります。

薬学部も6年制になって5年以上がたちました。
世の中にはすでに薬学6年教育を受けた薬剤師の数も年々多くなっています。
月日が経つのは早いものです。
昔は4年で取れた国家資格が6年も。国公立ならまだしも薬学部は基本学費が高いですよね。それなのに、6年。。

薬剤師への第一歩:薬学部受験

まずは受験についてです!
私個人の話ですが、薬学部に入るために自己推薦にて入学しました。たまたま高校の成績が良かったからというのもあります。
中には指定校推薦という、限られた学校の成績上位者に与えられる、ほぼ受ければ合格間違いなしの推薦入試もあります。
しかし、私の高校はそこまで恵まれていなかったため、自己推薦にて受験しました。
自己推薦は一般的に筆記試験と面接がほとんどです。
私の受けた大学もそうでした。

自己推薦はある程度の成績があれば、受けることができます。
ただ、高校3年間の成績なので、継続が大切。

チリも積もれば。。。、ブログと同じですね。

なので、高校の評定平均が4.5以上あれば絶対推薦がおススメです!
ちなみに自分は4.9ありました。少し自慢も入っています。
自己推薦での面接や筆記試験。
それはどれだけ評定平均が良くてもいい点取らないとダメです。
ただ、自分の印象ではそんなに難しくない。

でも友人はちょっと失敗して評定平均4.8でしたが、落ちました。何があるかはわかりませんね。

薬剤師:薬学部入学後のお金事情

めでたく合格した暁には、多大な授業料に授業で使う本の代金、さらにはパソコンで統計処理するためのツール。
白衣やら何やらとにかくお金がかかります。

じゃあ金持ちしかなれないの?

そんなことないです。
まず普通の入試で頑張れば特待生として授業料免除または減額制度が大体の薬学部でもあります。
あとは奨学金!

これは親の年収の制限もありますが、だいたい大丈夫です!

ここまでは当たり前ですが、薬学部での1番のおススメは鈴木万平さんの奨学金!
これはなんと返還義務なしなのです。簡単に言うともらったまま返さなくていいー!

それに気づいて応募する人は実は結構少なくてみんな真面目に返還義務のある奨学金を借りています。
絶対おススメなので、今薬学生の人も調べてみる価値ありです!
ちなみに、自分の時は薬学3年生が応募できました。

実際は、万平さんの奨学金ではまかなえないので、学生支援機構のも借りて無事卒業することができました。

薬剤師の年収

「薬剤師」というと、稼ぎがいいように思われるかもしれませんが、実は選ぶ道によってかなり違いがあります。

私が選んだ、「病院薬剤師」。
これは薬剤師の中では、一番稼ぎという面では悪いです。
しかも、かなり中身はブラック。
有休休暇は名ばかりで、取れたためしがありません。

おそらく、私の知人の話から推測すると給料の面では製薬会社のMR。
ようするに営業が一番年収はいいと思います。
もちろん営業なので、成績にもよると思いますが、家賃補助なども充実しています。

ただ、最近は製薬会社も厳しくて、早期退職を募る世の中。
終身雇用は難しいとまで言われています。

結局はメリットとデメリットがあるということです。

薬剤師の就職後に返さなければいけない奨学金

返還義務のない奨学金は問題ありませんが、基本的に奨学金は返還しなければいけないもの。

給料はいいとはいえ、借りた額が額だけになかなか生活への圧迫は避けられません。

しかし、やりがいや得られる知識などを考えれば頑張れるのも事実。

ですが、私自身やる気のある優秀な薬学生、または薬学部を目指している人には、金銭面でのハードルはもっと下げてもいいのではと思います。

できることなら、自らお世話になった鈴木万平さんの奨学金のような奨学金制度を作れたら最高かなと思います。

他にも、薬学部受験、薬学部生の学生生活、就職後の話などご質問あれば何なりとご連絡下さい。