忘れない勉強のやり方:紙1枚の要約術


スポンサーリンク

学んだ内容を忘れない。

何事においても記憶力は大切ですが、特に勉強においてはこれができればテストなども苦労しません。

忘れない勉強のやり方:学んだ内容を忘れない、たった20文字の要約術

今回は効率のいい記憶の方法について、

紙1枚!独学法 すべての知識を「20字」でまとめる

の内容の紹介です。

また、この本をはじめ読書が学力に与える影響について、下記の記事も合わせてお読みください。

現役薬剤師が解説!!子供の読書週間。学力に影響が!

2018年10月9日

本を読む時間がない。読むのが面倒という場合は、今の時代聞くこともできます。

5/8までの期間限定ですが、毎日聞くことでAmazonポイントも貯まります。

学んだことをすぐに忘れてしまう

本を読んだりセミナーに行ったりしても、そこで学んだことをすぐに忘れてしまう

これは多くの人に共通する悩みだと思います。

この本では、学んだことを覚えておくためのカギは

  • 目的の明確化
  • 思考整理
  • 端的な要約

にあるといわれています。

そのうえでこの3つのステップを踏んで学んだことを紙1枚にまとめていき、最終的に20字にアウトプットするメソッドが紹介されています。

学んだことがそこにぎゅっと凝縮されているから、その20字さえ記憶しておけばいいという方法。

このメソッドは、本やセミナーから学んだことを覚えておきたいときだけでなく、それを誰かに伝えたいときにも役立つとのこと。

この本を読み進めていても、その内容が理解しやすくするすると頭に入ってくる。

その秘密は20字にあります。

この本でもカギになる内容を、20字に要約してくれています。

忘れない勉強のやり方の要点

  1. 学んだことを覚えておくためには、目的の明確化と思考整理、端的な要約がポイント
  2. この本では『20字』インプット学習法がすすめられている。
    緑・青・赤 3 色のカラーペンを使って、学んだ内容を紙1枚にまとめていき、最終的に20字まとめを作成するという学習法
  3. 仕事のための学習はすべて、他者貢献がゴールになる
    誰かの悩みを解決するためには『1枚』コントリビューション学習法が有効

なぜ、学んだ内容を忘れてしまうのか?

目的の明確化と思考整理、要約がカギ

これまでの大変として、本やセミナーなどに対して、面白い感激したなどといった感想を抱いたことがあるか。

あるとしたら、それが具体的にどのような内容だったか、そこから何を学んだのか、どんなところに感動したのかを覚えているかが重要のようです。

きっと多くの人は、ほとんど覚えていないはず。
私自身もほとんど記憶にないことは多々あります。

なぜこんなことが起きてしまうのか。著者によると、その理由は3つ。

  1. 学習を消費ととらえているから。
    今やインターネットやテレビには学習に関するコンテンツが溢れている。
    その結果、学ぶことのハードルが低くなり、学ぶことの価値が落ちてしまっているため。
    この状況を打開するには、消費型の学習観を投資型に変えなければならない
    そのカギは、学習の目的の明確化にある。
  2. 学んだ内容を咀嚼していないから。
    著者や講師の言うことを鵜呑みにするのではなく、思考整理しながら学ばなければならない。
  3. 学んだ内容を短く要約していないから。
    長すぎると、人はその内容を覚えていることができない。

紙1枚書くだけの20字インプット学習法

20 字あれば、なんでも一言で言い表せる

学んだ内容を覚えておくためには、端的に要約することが重要です。

この本では20字前後にまとめることがすすめられています。

俳句も「五、七、五。」と句読点を入れれば 20字であり、原稿用紙の1行も実は20字なのです。

20字あれば、伝えたい内容を表現することができる。

例えばある企業では、企画書や決裁書、稟議書から報告書、議事録にいたるまで、あらゆる書類をA4もしくはA3で1枚にまとめるという企業文化があった。

各資料のフォーマットに枠が設けられており、その枠からはみ出して書くことはできない。

この制約に縛られながら膨大な数の資料を作成し、上司から添削を受けるというサイクルを繰り返すことで、要約力を身につけることができるといわれている。

枠という制約があることで、学習において重要な思考整理が促される。

そしてその思考整理が、そのテーマの本質をつかむことにつながっていく。

「20 字」インプット学習法のフレームワーク

20 字でまとめる要約力、思考整理力を鍛えるには、さきほどと同様に、「紙 1 枚」「枠」「テーマ」の縛りを設けて学習していくのが有効。

必要なのは、紙1枚と緑・青・赤 3 色のカラーペンのみ。

紙のサイズはB5サイズ以上で、パソコンではなく紙に書くことがすすめられている。

この紙にフレームワークを書き、テーマを決めて埋めていく。

それが『20字』インプット学習法

実際のやり方に関しては、本の中身をご確認ください。

その他大勢から抜け出す3Qアウトプット学習法

3Qとは3つの質問形式、「What」「Why」「How」で整理する

この本では20字まとめにおいて、アウトプットの定義は人に『説明』できること学習の定義は説明可能なレベルで思考整理する営み

そのうえでわかるとは、「3つの疑問」、すなわち「What?」「Why?」「How?」が解消した状態だと定義している。

1枚の資料で考えてみると。

資料の項目はすべて「What?」「Why?」「How?」で分類することができる。

企画概要や打ち合わせ結果、問題の明確化、現状把握はWhat

企画の背景や出張の目的、真因分析はWhy

予算、発注先、スケジュール、今後の対応、対策立案等はHowに該当する。

このように、資料に対するあらゆるツッコミは、3つの疑問詞に分類可能。

3 つの疑問詞を網羅して資料を構成することで、ツッコミを劇的に減らすことができる。

この手法は、資料を作成するときや誰かに説明するときに限らず、思考整理においても使える。

3つの疑問を解消するように考えを整理すれば、思考がクリアになるはず。

3つの疑問に答えられればすぐに説明できる

3つの疑問を解消するような説明をフレームワーク化したのが、3Qアウトプット学習法

左上に日付とテーマを書き入れるのは、『20字』インプット学習法と同じ。

その下に「What?」「Why?」「How?」と書き入れ、それぞれにつき3つ、空欄を用意する。
このフレームワークを、セミナーを受講するときに活用する。

3Q のうちの

  • Why?がなぜ参加したのか?
  • What?が何を学んだのか?
  • How?が今後にどう活かすか?

にあたる。

それぞれの問いの答えを最大3つずつ、青ペンで枠の中に書き入れていく。

たとえば著者による「紙1枚!」松下幸之助という書籍に準拠したセミナーの参加者は、「Why?」の項目に
松下幸之助の長年のファン
(松下幸之助の)思想・哲学を実践できている実感ゼロ
浅田先生なら実践できるようにしてくれる
と書き入れた。

このフレームワークをセミナーで使う場合、受講前に「なぜ参加したのか?」「何を学んだのか?」「今
後にどう活かすか?」
と書き込んでおく。

そうすれば受講の目的が明確になる。

別のノートにメモを取っておき、受講後に残りのフレームを埋めてもいいし、フレームワークを埋めながら受講してもいい。

セミナーが終わったら、赤ペンを使って「1P?」欄に20字のまとめを書き入れる

このシートをすべて埋めれば、
一言で言うと何か
なぜそれを学んだのか
何を学んだのか
今後どうするのか
をわかりやすく説明できるようになっているはず。

【必読ポイント!】◆仕事に即活かせる「1 枚」コントリビューション学習法

誰のために仕事をしているのか?

この本の著者は、自分の生きたいように生きるために独立した。

そこに世のためや人のためという他者視点はなかった。

しかし働くとは、「傍」を「楽」にすること

周囲にいる人を楽にした対価として、お金を受け取る。

それが仕事。

自己実現ではなく他者貢献が仕事の本質であると記載されています。

あるとき、自己満足的なスタンスが強かったブログを他者貢献的なものに変えた。

するとブログ経由でのセミナー参加者が増え、ブログをきっかけに出版が実現、さらに受講者が増えて出版につながるといったふうにビジネスが拡大していったという。

他者貢献意識を持っていると、Aさんの悩みを解決するために本を読むというアクションが生まれる。

そうしてAさんの悩みの解決をサポートできれば、「傍を楽にする=働く」を実践したといえる。

この本のメインメッセージはここにある。

仕事に活かせる学習法の目的は者貢献の力を高めることにあるということ。

仕事のための学習はすべて、他者貢献がゴールになるはず。

「1枚」コントリビューション学習法とは

他者貢献型の学びを量産するために有効なのが、「1枚」コントリビューション学習法

このフレームワークの構成要素は5つ。

  1. 「Who?」=誰のために学習=思考整理をするのか。
  2. 「P/W(Problem/Wish)」=どんな問題または願望を扱うのか。
  3. 「PQ」=(1)(2)で明確にした目的を達成できる質問は何か。
  4. 「1P?」=(3)で設定した質問に対する答えをヒトコトでいうと何か。
  5. 「3Q?」=(4)の答えについて、3 つの疑問詞で説明するとどうなるか

です。

このフレームワークは、『20字』インプット学習法と『3Q』アウトプット学習法を合体させたもの。

ただ異なるのは、主役が書籍でもあなたでもなく、あなたの同僚やお客様などといった他者であるという点です。

何事においても他者目線が大切ということは、私自身肝に銘じておこうと思いました。

まとめ

記憶力。

勉強において、記憶力がいいことにこしたことはありません。

今回の本を読んでみて、こんな方法もあるのかと初めて知ったのは私も同じです。

薬剤師という職業柄、常に新しい情報をインプットして更新していかないといけない立場。

あまり記憶を得意としない私も実践してみようと思いました。

そして、学んだことを用いてよりよいアウトプットに。

今回読んだ本は、

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

薬学部卒業後、そのまま大学院へ。 医療薬学を学び、患者さんのために最新の医療を実践するために病院薬剤師へ。 薬剤師で医学博士。 ここでは患者さんからの質問を調べつつ、役立つ情報を発信していければと思います。 専門は感染制御や救急、小児。お問い合わせもお気軽にどうぞ!!